ライスペーパー編

レポーター:サクラ
東京都出身の大学生で、現在はウォーキング誌で編集アシスタントのインターンをしています。趣味は街めぐりで、人と関わるのも大好きです。ベトナムに来てからは新しい発見がたくさんあり、日本との違いに驚いてばかりですが、毎日が充実しています。そんな新鮮な感覚を読者の皆さんにもお伝えできるようがんばります!

 米粉とタピオカでん粉を合わせて作られているライスペーパーは、ベトナムでは様々な食材を包むのに必須といっても過言ではないほど流通しています。その分、たくさんの種類があり、何がどう違うのかは一目では分かりにくいです。そこで今回は、ライスペーパーを揚げ春巻きに使用して食べ比べてみました。

バインチャンベトナム(Banh Trang Viet Nam)

ブランド名:サフォコ (Safoco)1万9900VND

大手飲食企業ブランドのトップ25、ASEANの有力ブランドとしてもトップ10に入り、さまざまな賞を受賞している企業の商品です。ライスペーパーのほか、ヌードルやパスタ、春雨などの乾麺などを主に販売しています。ライスペーパーに添加物は一切含まれていません。

水につける前は3つの中で最もパキッとした硬さで、香りはありません。生で食べるとお米の甘い風味をしっかりと感じることができます。揚げた後は、口の中で最後の方に広がってきます。サクサク感ももちもち感も、この商品が1番でした。

バインチャンガオクオンチャラム(Banh Trang Gao Cuon Cha Ram)

ブランド名:ミキリ (Mikiri)1万1800VND

2013年にホーチミン市で設立され、一般的なライスペーパーは水に浸して戻すのが普通ですが、この商品は水に浸さなくてもよいライスペーパーとして親しまれています。形状は、丸型、正方形と複数用意されています。

生地自体はとても薄く、3種の中では最も酸っぱいようなしょっぱいような香りがしました。揚げた状態で食べると、生地が薄い分サクサク感はほとんど感じられませんでしたが、硬い生地が口の中で刺さったりはしないので、子どもには食べやすいでしょう。

ライスペーパー(Rice Paper)

ブランド名:アンロイプレスタイズ(An Loi Prestise)1万9900VND

ベトナム各地の名物菓子を提供するブランド。各種乾麺やベトナムの伝統的な煎餅のほか、魚の皮チップス、イカの干物などのつまみ、マンゴー、ザボンの皮などのドライフルーツが看板商品。

生地が乾燥状態だと甘い香りが漂い、分厚さは1番でした。その分、硬くてちぎれにくそうですが、水に付けるとすぐに柔らかくなり、少し粘りが強かったです。揚げた後は程よいサクサク感となり、噛み応えも良かったです。冷めてから食べると、モチモチ感は増します。

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