在ベトナム歴10年。ハノイのIT企業にマネージャーとして赴任後、週刊誌のライター、現地スイミングスクールの代表を経て、現在はアニメーションスタジオのマネージャーを務めている日比靖昌さんが、ダナンで見つけたアレコレについて語ります。
FB: ひび やすまさ
ダナンの街からこんにちは!
私が現在住むダナンは小さな街で、日本人居住者は400人程度と言われています。残念ながら日本人向けの雑誌が発刊されていないこともあり、本コラムを通して、ダナンのさまざまな日本人向け情報を発信していく予定です。
ダナンは、海岸沿いに多くの海鮮レストランが並んでいま
す。しかし、日本人からすると味付けが濃いところが多く、加えて衛生面や新鮮さも心配になってしまうのが正直なところではないでしょうか。そんな環境下の中、私がいつも周りの人におすすめしているのが、海鮮レストラン ﹁ダイナマイトナオキ﹂ です。毎週のように通うほどのお気に入りです。同店のオーナー兼店長を務めているのが、瀬戸直樹さん。なんと、彼の人生はかなりの波乱万丈だったようです。
魚にこだわる名物オヤジの店
瀬戸さんの少年時代は、暴走族の抗争に参戦し、トラックをダイナマイトで爆破したこともあるそうです。その後はプロボクサーとして活躍したほか、会社の社長に就任した過去も持っています。さらには硫黄島の自衛隊基地や、アメリカ海軍の空母で働いた経験もあります。現在はダナン在住で、16年以上も日本料理店を運営しています。
瀬戸さんは、季節、時間帯に合わせて、ダナンで複数ある魚市場の中から、最適な魚を仕入れてきます。売り子さんとはベトナム語で値段交渉し、それが毎日の日課となっています。撮影当日はカツオを買い、一緒においしくいただきました。ダナンにお越しの際はぜひ 「ダイナマイトナオキ」 へ足を運んでいただき、新鮮な魚料理を試してみてください。