チャンクオック寺は、タイ(Tay)湖のほとりにあるハノイ最古の仏教寺院として知られています。赤い仏塔が湖面に映える美しい景観が特徴的で、周りを湖に囲まれた静かな環境の中、長い歴史を通じて人々の信仰を支えてきた場所です。

チャンクオック寺の創建は6世紀中頃までさかのぼり、ベトナム初の皇帝として知られるリー・ナム・デー(Ly Nam De) によって建立されたと伝えられています。当初はホン(Hong)川沿いに位置していましたが、度重なる川の氾濫や浸食などの影響を受け、17世紀に現在のタイ湖の小島へと移設されました。境内でまず目に留まるのが、2004年に再建された11層構造の仏塔「蓮花楼/Lien Hoa Lau」です。高さ約15mの八角形の塔で、仏教における悟りへの段階を表しています。下層は修行の初期段階を、上層に行くほど悟りに近づいていることを象徴し、各層には仏像が納められています。これらの仏像は、悟りに至るまでの修行の各段階において、修行者を精神的に支え、最終的な悟りへと導く存在として位置づけられています。
さらに、寺院の敷地内には、スリランカから寄贈された菩提樹が植えられています。これは釈迦がその下で悟りを開いたとされる聖なる木と同じ種類であり、多くの参拝者が手を合わせています。
訪問する際は服装に注意が必要です。ノースリーブやショートパンツなどの露出の多い服での入境は禁止されており、帽子やサングラスは外すよう求められます。





住: Thanh Nien, Quan Anh, Hanoi
営: 7:30~11:00/13:30~17:00
料: 無料
