3C Roasteryバーセーロースタリー

器から1杯のカップまでコーヒー豆と共にめぐる旅
3C Roastery
バーセーロースタリー

 2015年創業のコーヒー豆焙煎専門店。2020年にハノイのドンダー(Dong Da)区にオープンした店舗が好評だったため、2022年に日本料理店が立ち並ぶファンケービン(Phan Ke Binh)通りに2号店を開業。今回は、運営マネージャーのフォン(Phong)さんに開業後の展開や今後の目標などについて伺いました。

コーヒー豆の仕入れ先はココ!

アラビカ種
 ラムドン(Lam Dong)省ラックズオン(Lac Duong)県
ラムドン省(Lam Dong)省ラムハー(Lam Ha)県

住: 92 Phan Ke Binh, Ba Dinh, Hanoi
電:
093-724-1515
営: 7:00-23:00
FB:
3C Roastery

幅広い客層に愛されるカフェ

Q: 3Cを開業しようと思ったきっかけを教えてください。 

A: 当店は元々、友人同士だったタイン(Thanh)、トゥオン(Thuong)、アン(An)の仲間3人が共同で、ベトナム国内のカフェに卸す焙煎専門店として開業しました。コロナ禍中に多くの人が自宅でコーヒーを嗜むようになり、どのようにしたら家でも楽しめられるかという知識を交換する場を提供したいと、2020年に体験ラボをドンダー区に開業。無事、順調にお客様が集まるようになり、ビジネスを拡大する必要性を感じたので、バーディン区に2号店を開業する流れとなりました。私は、2020年の開店初期からバリスタと焙煎士として働いており、現在は運営マネージャーを務めています。

コーヒー豆のほか、さまざまなコーヒー器具も販売

コーヒーを通じた繋がりを目指す

Q:店名「3C」にはどういう意味が込められていますか?


A:

3Cとは、コーヒー(Coffee)、コネクション(Connection)、クリエイティブ(Creative)の頭文字を取ったものです。私たちが提供するドリンクやサービスでクリエイティビティを発揮し、コーヒーを通じて人と人とを繋ぎたいという思いがあり、創設者たちがこの名前を付けました。

 ファンケービン店は、2階のオープンバーでバリスタがドリンクを作る様子を見たり、話しかけたりできるようなフレンドリーな雰囲気作りを目指しています。コーヒーのことなら何でも聞くことができて、ご自身でコーヒーの抽出も体験いただけます。

広いカウンターと、勉強や仕事に適したテーブルを完備

向上心を持って挑戦し続ける

バリスタは、ラテアートができる注文に特にワクワクするという

コーヒー豆の種類は豊富に揃え、あらゆる顧客の好みに応えている

Q:店舗を運営するにあたり、心がけていることは何ですか?

A:

私もスタッフも、常に新しいことに挑戦するのが大事だと考えています。腕を上げるべく練習したり知識を身につけたりする以外にも、競争心を刺激する研修会や社内コンテストも開催しています。また、3Cの精神を最も理解しているのはここで働くメンバーなので、パッケージのデザインやウェブサイトのコーディングも、すべて自分たちで試行錯誤しながら取り組んでいます。

 コーヒーには無限の可能性があり、学ぶべきことが尽きることはありません。コーヒー豆の多様性をアピールし、お客様にできる限り豊富なコーヒー豆を提供したいと思い、ベトナム内外のさまざまな豆を取り扱っています。ブレンドは独自の方法を考え、ベトナムで親しまれてきたロブスタ種ではなくアラビカ種を使ったり、ベトナム式のフィルターでコーヒーを淹れたりと、伝統と革新を組み合わせる試みを常に行っています。

互いに学び合う機会の拡大へ

Q:今後の目標、やりたいことは何ですか?

A:今後は、3Cの「Connection」という部分に焦点を当てていきます。最近、コーヒーに関する知識や経験を共有するためのイベントを開催し、好意的な反応をいただきました。今後も世界中のコーヒー豆やコーヒー器具を実際に体験できる、コーヒー好きが交流するワークショップを開催するなど、より積極的なアプローチを行っていきます。

コーヒー関連のワークショップや交流会は定期的に開催

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