疲れた身体をいたわる、理学療法士おすすめストレッチ【肩こり編】
慢性的な肩こりは、肩まわりの筋肉だけの問題ではありません。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用に加え、睡眠不足、暴飲暴食、長時間労働などのストレスによって交感神経が刺激されると、胸郭や胸椎が固まり、首から肩にかけて余計な負担がかかります。胸椎は、姿勢と自律神経の中心にあるハブのような存在で、ここが硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、肩こりはもちろん、頭痛や慢性的な疲労感の原因にもつながります。
今回は、寝る前や朝一番におすすめしたい「胸椎をリセットする4つのストレッチ」を紹介します。座った姿勢では届きにくい胸郭の伸展や胸椎の回旋を、寝た姿勢でゆったりとした呼吸とともに行うことで、深層のこわばりがほぐれ、副交感神経がはたらきやすくなります。その結果、首と肩の緊張が自然と抜け、肩こりの軽減だけでなく、睡眠の質の向上や朝のスッキリ感にもつながります。
① 胸椎伸展運動
② 胸椎モビリティ
③ 肩甲骨ストレッチ
④ 広背筋ストレッチ
これらを日常的に続けることで、肩こりが起きにくい身体へと変わっていきます。
Point
Info
YAMATO Rehabilitation Center
ヤマトリハビリテーションセンター
理学療法士 北川大和
2016年から2018年にかけて、JICA（独立行政法人国際協力機構）海外協力隊としてベトナムで活動後、2025年にハノイでリハビリ施設を開設。
腰痛や肩こりなどの痛みのほか、骨折・靱帯損傷術後や脳卒中のリハビリにも対応している。
住所 Home City 2F, 177 Trung Kinh, Yen Hoa, Hanoi
電話番号 096-902-0032（日本語可）
診察時間 月〜土曜 9:00〜21:00、日曜 10:30〜21:00
Webサイト https://vietnhat-rehab.com
Instagram yamato_pt_vn
