ベトナムで暮らしてみたい! 現地採用や移住について
Before
After
みなさんは、ベトナムの路上で散髪している床屋さんを見かけたことがありますよね。日本では駅で10000円カットなんていうのがあったりしますが、さすがに路上というのは無いでしょう。ベトナムでそれを初めて見たときは、ビックリしたのではないでしょうか。 路上の床屋は、結構あちらこちらで見かけることができます。日本人街で有名なリンラン通りとその南側にあるキムマー通り。その間にあるトゥーレ公園という、ちょっとした湖があって、その畔に床屋のおじさんがいます。日本人の人通りも多い場所なので、「見たことある!」という方は多いのではないでしょうか。春先などは、外の湖畔でカットしてもらうのがなかなか気持ちの良いものです。冬は寒くて、ちょっと辛いですけどね。 普通なら、「興味をそそられはするけれど、自分が実際にカットするのは、ちょっと…」と思いますよね。実際に、路上の床屋さんでカットするとどうなるのか。知らないお店でお願いするのは勇気がいるものです。「ベトナムでよく見る、前髪パッツンで七三(というか八二ぐらい?)分けになったらどうしよう…」とドキドキモノです。もちろん、ベトナム語しか通じません(汗)。私はカタコトのベトナム語を話しますが、髪型の細かい注文は無理です。
カットはどうやって頼むのか?
ではどうするのかというと。カタコト感満載ですが、「Chào bác! Hãy cắt tóc đẹp trai.(おじさんこんにちは!イケメンにして下さい)」と言って、後は運を天とおじさんの手腕にお任せします。 「さすがにそれでは心配だ。無理!」という方は、普段の自分の写真をスマホなどで見せて指を指せば、言葉が通じなくてもそれっぽくはしてくれるかもしれません。 前髪パッツンが心配なら、これまた最低限の表現で、「Không ngắn lắm.(あんまり短くない)」と伝えてみましょう。私も最初はそう伝えたので、前髪は無事に残っていました。2度目以降は、黙って座れば毎回ほぼ同じ感じでカットしてくれます。 とはいえ、当然のようにハサミより先にまずバリカンから入るので、ドキドキが止まりません。この床屋さん、この場所でもう30年になるそうです。道具は年季が入っていますが、とても大切に扱っているのが伝わってきます。まさに職人の道具といった感じです。顔そりなどに使うカミソリの刃は、お客さん1人ずつちゃんと替えてくれています。カットにかかる時間は1人30分弱。カットのビフォーアフターは左ページの写真の通り。気になるお値段はなんと、4万VND(約200円)!とてもお手頃価格です。土・日曜の午後などは、お客さんは多くて2~3人待ちになっていることも多くて、意外と(と言っては失礼ですが)繁盛しています。一度チャレンジしてからは、毎回この床屋さんにお世話になっています。 実際のカット風景を見てみたいという方は、ぜひYouTubeチャンネルの「ChannelKaz」に来てみて下さい。私がカタコトのベトナム語で実際に初めてカットにチャレンジしたときの様子を動画でご紹介しています。
著者
Kaz
プロフィール
1970年生まれ
日系ベトナムIT企業現地採用ITアドバイザー
静岡県浜松出身
ベトナム語独学歴3年半
チャンネルのモットー
楽しく!分かりやすく!
【YouTube】https://www.youtube.com/c/ChannelKaz