ベトナムでの愛犬との暮らし

在ベトナム歴10年。ハノイのIT企業にマネージャーとして赴任後、週刊誌のライター、現地スイミングスクールの代表を経て、現在はアニメーションスタジオのマネージャーを務めている日比靖昌さんが、ダナンで見つけたアレコレについて語ります。
FB: ひび やすまさ

フレンチブルドッグの名前は、息子という意のコンチャイ(Con Trai)
プードルの名前はケム(Kem)で、アイスクリーム、薄茶色という意味

犬の価格は驚くほど安い

 ハノイに住んでいた2018年から、プードルとフレンチブルドッグを飼い始めました。当時は、少しお金に余裕のあるベトナム人が犬をペットとして飼うのが流行り出して、個人のブリーダーも多かったです。プードルは1匹400万VND、フレンチブルは600万VNDで購入できました。日本ならその20倍の価格はしますね。
 ベトナムでの一人暮らしは孤独を感じることが多いですが、2匹も犬がいると、騒がしくも楽しい毎日です。引っ越した先では、いずれも犬の散歩がしやすい公園やビーチの近くに住み、散歩を日課としています。ベトナム犬らしく、2匹ともバイクに乗ってくれるので、時にはカフェやレストランへ一緒に行くことがあります。

頼りになる日系動物病院

 ベトナムでは、犬、猫をペットとして飼う文化が比較的短いためか、獣医師さんのレベルが低いという問題があります。昨年、フレンチブルドッグの顎の下に大きなシコリができました。ローカルの病院で手術と、10日間の入院をしましたが、半年後には再発してしまいました。そのため、ダナンに2024年にオープンしたばかりの日系動物病院「サクラロータス動物病院」で診察、手術をしてもらいました。
 そこではいわゆる「ガマ腫」という病気だと診察され、原因やどのような手術をすべきか丁寧に説明をしていただけました。人間の病気、怪我もそうですが、やはり、ベトナム生活では信頼できる良い病院を知っておくことが大切ですね。

2匹は時にはケンカするも、寝るときは一緒。2匹
飼いは大変だが、犬の健康のためにも良いそう
ガマ腫とは、耳の横から下の部分にかけて通じている唾液の腺の一部が破損して、唾液が顎の下に溜まる症状
サクラロータス動物病院の高藤獣医師による診察。日本語で正確な診察結果を受けられるのは貴重
日系動物病院「サクラロータス動物病院」はミーケー(My Khe)ビーチ近く、フラマ(Furama)リゾートダナンの前あたりにある

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