在ベトナム歴10年。ハノイのIT企業にマネージャーとして赴任後、週刊誌のライター、現地スイミングスクールの代表を経て、現在はアニメーションスタジオのマネージャーを務めている日比靖昌さんが、ダナンで見つけたアレコレについて語ります。
FB: ひび やすまさ




映画をきっかけにバスケット観戦
2022年12月、日本ではアニメ映画 「ザ・ファーストス
ラムダンク(THE FIRST SLAM DUNK)」が大ヒットしました︒私はベトナムの映画館で観て、「すごい!」というのが率直な感想でした。この映画は、企画から完成まで10年以上の歳月が費やされており、漫画の原作者である井上雄彦氏が監督・脚本を担当。また、バスケットボール選手の動きはモーションキャプチャー技術が用いられており、とてもリアルに表現されています。
映画のクオリティはもちろん素晴らしいのですが、私はバスケットボール自体にも魅了されました。プレイ人数は5人。ゲーム時間は40分。分かりやすくシンプルで、24秒ごとに攻守が入れ替わるスピード感がたまりません。
我が街のダナンドラゴンズ
2025年現在、ベトナムのプロバスケットボールリーグVBAは、ハノイ、ホーチミン市、ダナンなどをホームとする6チームによるリーグ戦が行われています︒我が街のダナンドラゴンズは先日、リーグトップのハノイバッファローズと1点、1秒を争う激闘を演じました。4クォーター終了時点で同点。その後3回の延長戦で惜しくも競り負けてしまいました。VBAの歴史に残る激闘を観戦できたのは、本当にラッキーでした。
ダナンのホームゲームは、チームとファンとの一体感が素晴らしい。ゲーム終了後はコートエリアに降りて、一緒に写真を撮ったり、激励の言葉をかけたりすることもできるので、バスケットボールが好きなならぜひおすすめしたいです。


