3・イン・ 1コーヒー編

レポーター:サクラ
東京都出身の大学生で、現在はウォーキング誌で編集アシスタントのインターンをしています。趣味は街めぐりで、人と関わるのも大好きです。ベトナムに来てからは新しい発見がたくさんあり、日本との違いに驚いてばかりですが、毎日が充実しています。そんな新鮮な感覚を読者の皆さんにもお伝えできるようがんばります!

 ベトナムコーヒーと聞くと、練乳が入った甘いベトナムコーヒーを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、スーパーマーケットを訪れると、意外に多いのは3・イン・1コーヒー(3 in 1 Coffee)です。甘党なベトナム人にとって、コーヒーに砂糖とミルクがあらかじめ合わさっている3 in 1コーヒーは主流です。今回は数多くあるブランドの中から3つを選んで飲み比べてみました。

カフェフォーニャーラムバーチャムモット(Cafe Pho Nha Lam 3 in 1)

ブランド名:マックコーヒー (Mac Coffee)3万8900VND

国内で最初にインスタントコーヒー文化をもたらした、フードエンパイアホールディングス](Food Empire Holdings)社のコーヒーブランドです。箱の中には1袋28gが10個入っており、他の商品と比べると1個ずつの内容量が多いのが特徴です。

粉末の量が多めで甘い香りも強めです。お湯を入れて溶かしてみると、圧倒的な黒い濃い色をしていました。苦みがあるのかと思い飲んでみると、口に入れた瞬間から甘みが広がります。しばらくするとコーヒーの渋みや程よい酸味も感じられ、少しクセがありました。

カフェバーチャムモットダムヴィヴィエット(Ca Phe 3 in 1 Dam Vi Viet)

ブランド名:ザ・コーヒーハウス (The Coffee House) 5万5100VND

ベトナムの街中でよく見かける人気カフェチェーン、ザ・コーヒーハウス社のコーヒーです。店舗ではコーヒーのほか、フルーツティーやお茶、パンなども販売しています。箱には16gのスティックが18本入っています。

風味の苦さは1番で、コーヒーの香りが、粉末からも液体からも感じられました。3つの中で最も砂糖が入っていないといえる味で、メーチャンコーヒーと同様、コーヒーの独特なクセはありませんでした。特に眠気を覚ましたい時に飲むのがおすすめです。

エムシーカフェホアタンバーチャムモット(Mci Ca Phe Hoa Tan 3 in 1)

ブランド名:メーチャンコーヒー (Metrang Coffee)5万1800VND

23年以上ものインスタントコーヒー製造歴があるメーチャンコーヒー社のコーヒーです。コーヒーの加工で必要不可欠な発酵に力を注いでおり、近年は8時間以上の長時間発酵を取り入れています。箱の中には1本16gのスティックが18本入っています。

粉末の色は3つの中で1番白っぽく、見た感じ砂糖とミルクが多い印象でした。ミルクの風味が濃厚でコーヒー独特のクセはほぼなく、3つの中では1番飲みやすい、すっきりとした味わいが特徴です。適度な甘さなのでスイーツと合わせても良いと感じました。

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