バイン・ダウ・サイン

レポーター:きー
ウォーキング誌で編集アシスタントのインターンをしています。東京都出身の女子大生で、将来の夢は海外で働くこと。ベトナムに来て間もないのに、すでにたくさんの発見がありました。これからもベトナムの魅力を、私なりに発信していきます!

 緑豆を使用したベトナムの伝統的なお菓子「バイン・ダウ・サイン/Banh Dau Xanh)」。発祥はベトナム北部のハイズオンで、100年以上前から存在していました。今回は、スーパーマーケットなどで簡単に手に入る3ブランドを食べ比べました。

バイン・ダウ・サイン・フオン・ヴィ・セン(Banh Dau Xanh Huong Vi Sen)

ブランド名:ロン・ヴァン・ホアン・ザー(Rong Vang Hoang Gia) 4万2700VND

「ロン・ヴァン・ホアン・ギア」は1997年創業のお菓子メーカーです。基準を満たした衛生と安全の下、熟練した職人が携わり生産しています。フレーバーは写真の蓮風味以外に、コムやタロイモ、ココナッツなどがあります。

中の銀紙を開けると1.5cm角の大きさのものが4切れ入っていて、色はフオン・グエン社のものより少し暗い黄色です。口に入れた瞬間に蓮の香りが広がりますが、少し固めでねっとり感が強く、最後まで歯に粉が残っていました。

バイン・ダウ・サインA12(Banh Dau Xanh)

ブランド名:ロン・ヴァン・ミン・ゴック(Rong Vang Minh Ngoc) 3万1000VND

現代の技術を取り入れつつ、自然の素材を用いて伝統の味を守ることを大切にしている老舗メーカー「ロン・ヴァン・ミン・ゴック」が販売。フレーバーの多さが特徴で、ドラゴンフルーツ、大豆、小豆、抹茶、ドリアンなどがあります。

銀紙を開けると、約1㎝角のものが6切れ分入っています。見た目は黄色で、香りはほんのり甘いです。3つの中では最も、粉が最後まで口の中に残っているような感覚があり、甘味が強かったですが、素材の味はしっかりと感じられます。

バイン・ダウ・サイン・フオン・グエン(Banh Dau Xanh Huong Nguyen)

ブランド名:フオン・グエン(Huong Nguyen) 2万5800VND

日本人へのお土産に人気のお菓子メーカー「フオン・グエン」。原材料の選択から製造、箱詰めに至るまで、丁寧に仕上げられています。防腐剤や有害な化学物質は未使用のため、安心・安全の商品として有名です。

包みの中には約1cm角のものが10切れ分入っていました。ただ非常に脆く、少し衝撃を与えただけで粉々になってしまうほどです。溶けやすいので最後まで口の中に残る感覚はありませんでした。日本で手に入る、きな粉のような味で、癖はなく食べやすいです。

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