蓮茶編

レポーター:サクラ
東京都出身の大学生で、現在はウォーキング誌で編集アシスタントのインターンをしています。趣味は街めぐりで、人と関わるのも大好きです。ベトナムに来てからは新しい発見がたくさんあり、日本との違いに驚いてばかりですが、毎日が充実しています。そんな新鮮な感覚を読者の皆さんにもお伝えできるようがんばります!

日本といえば桜といわれるように、ベトナムでは国民投票で国の花は蓮と決められ、多くの人から愛されています。花言葉は「清らかなこころ」。蓮茶は美容にも効果的で、別名「美人茶」とも言われています。日本であまり見かけない蓮茶は一体どんな味がするのか、好奇心に駆られて飲み比べてみました。

チャーフオンセン 100g (Tra Huong Sen 100g)

ブランド名:キムアイン (Kim Anh) 
3万4500VND

北部の山で採れた高原茶の芽から厳選したもののみを使用。収穫や加工の段階で一切化学薬品・化学肥料を使用しておらず、自然の状態のまま作られた安全性の高い商品です。60年以上の歴史を持ち、茶葉1kgあたり1000本の蓮の花が必要とされています。

蓮茶の香りをほとんど知らない私からすると、ルイボスティーに近い香りがしました。甘さ控えめなさっぱりとした味で、どちらかといえばお茶の渋みの方が強めです。お茶の色は、今回飲み比べた3種類の中では最も濃い茶色でした。

チャーフオンセンロータスティー 25パック入り
(Tra Huong Sen Lotus Tea 25 Tui Loc)

ブランド名:コジ― (Cozy) 
3万3100VND

ベトナム茶の地位向上を目指す、国内トップブランドの1つのコジ―社の蓮茶です。味と香りの豊かさを重要視し、消費者の生活のリズムに調和する、健康と環境に優しい茶葉の製造にこだわっています。

蓮の花の香りを強く感じられ、ほのかに緑茶のような香りも漂っていました。色は3つの中では最も薄く、黄色に近い色でした。甘みが強く優しい味で、飲んだ後はしばらく口の中で残り香を楽しめます。疲れた時やリラックスしたい時に飲むのがおすすめです。

チャーフオンセン ティーバック 2g×25
(Tra Huong Sen Tui Loc 2g×25)

ブランド名:フックロン(Phuc Long)
3万6700VND

高品質のお茶とコーヒー製品を提供しているフックロン社の蓮茶です。同社の製品はベトナム国内各地にある店舗で購入できます。伝統的なお茶の風味にこだわっており、香り高いのが特徴です。

ふんわりと包み込んでくれるような優しい香りが特徴的で、他2つの商品よりもフルーティーさを感じました。一方で甘さはあまり感じず、どちらかといえば少し苦みがあります。さっぱりとしていて、お茶本来の風味を堪能できます。

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