レポーター:きー
ウォーキング誌で編集アシスタントのインターンをしています。東京都出身の女子大生で、将来の夢は海外で働くこと。ベトナムに来て間もないのに、すでにたくさんの発見がありました。これからもベトナムの魅力を、私なりに発信していきます!
ベトナムのスーパーに行くと、日本のインスタントラーメンコーナーのように多くの企業がインスタントフォーを販売しており、フレーバーも多様です。今回はその中から3つを厳選し、牛肉風味(フォーボー/Pho Bo)に絞って食べ比べてみました。
フォーボー(Pho Bo)
ブランド名:ヴィフォン(VIFON) 7800VND
1963年創業で、ベトナムのインスタント食品産業の基礎を築いた「ヴィフォン」が販売。フォーボーは、20年の伝統の味を継承しながら、最新の生産技術も導入し改良を重ねている商品です。フレーバーは牛肉のほか、鶏肉やベジタリアン向けのキノコなどがあります。
スープは少しスパイシーで、癖の強い香りや味はありません。麺は比較的柔らかめで、肉片は入っていますが高野豆腐のような食感で、肉の味はあまりしませんでした。香りは強くないので、アジア料理特有のエスニックな香りが苦手な人におすすめです。
フォー・フオン・ヴィ・ボー・アン・リエン(Pho Huong Vi Bo An Lien)
ブランド名:コルサ・ミリケット(Colusa-Miliket) 5000VND
1975年からインスタント麺市場に参入している「コルサ・ミリケット」が販売。現在はインスタント麺以外にも、おかゆや調味料など60種類以上の商品を生産しています。フレーバーは牛肉のほか、鶏肉やベジタリアンなどがあります。
麺は他のものと比べて透明な印象ですが、硬さはしっかりとあり、歯ごたえがありました。麺以外の具材にはネギが入っています。スープは茶色っぽい透明で、エスニックのスパイスな香りと胡椒の味がします。
フォー・ボー・ニュー・イー(Pho Bo Nhu Y)
ブランド名:ティエン・フオン・フード(Thien Huong Food) 5900VND
1964年に調味料製造会社としてスタートし、現在はインスタント麺やフォー、おかゆなど、幅広い商品を製造している「ティエン・フオン・フード」が販売。フレーバーは他2社と同様、鶏肉とベジタリアンがあります。
スープは少し黄色っぽく、3つの中で一番透明感がありました。優しい味で、ほんのりエスニックのスパイスの香りと胡椒の味がします。麺は白く柔らかめで、外で食べるフォーボーに近いと感じました。他に、ネギと小さい肉片が入っています。