おかゆ編

レポーター:きー
ウォーキング誌で編集アシスタントのインターンをしています。東京都出身の女子大生で、将来の夢は海外で働くこと。ベトナムに来て間もないのに、すでにたくさんの発見がありました。これからもベトナムの魅力を、私なりに発信していきます!

 日本では、体調を崩したときに食べるイメージの強いおかゆ。ベトナムでは、町のいたるところにおかゆの専門店があるほど、日常的に食べられています。今回はインスタントチャオの「豚ひき肉(Chao Thit Bam)」風味を食べ比べてみました。

チャオ・ティット・バム(Chao Thit Bam)

ブランド名:ヴィフォン(VIFON) 7200VND

1963年創業で、ベトナムのインスタント食品産業の基礎を築いた「ヴィフォン」が販売。純米と肉を最新の技術で加工し、栄養価の高い健康的な商品に仕上げています。フレーバーはスペアリブやしいたけもあります。

米の粒は小さく、具材に肉とニンジン、ネギが入っているため、カラフルでした。出汁のような強い香りが漂い、具材の食感は3つの商品の中で最も強い印象でした。素材の味を十分に楽しむならこの商品で決まりです。

チャオ・ティット・バム・ガウ・ドゥ・ゴイ(Chao Thit Bam Gau Do Goi)

ブランド名:アジア・フーズ・コーポレーション(Asia Foods Corporation)3600VND

1990年創業で、世界中にネットワークを持つ「アジア・フーズ・コーポレーション」が販売。特殊な技術を用いて米の香りを高くし、ベトナムで人気のST25米も加えています。フレーバーは鶏肉などがあります。

見た目はネギとご飯のみで、大きな特徴はありません。胡椒の香りは3つの中で一番強かったです。米の粒感はあまり感じず、最もおかゆっぽいドロッとした食感がしました。水分量にもよりますが、ヴィフォン社のものよりは食感が優しい印象です。

チャオ・イェン・ディン・ズオン・イェン・ヴィエット・ヴィ・ティット・バム
(Chao Yen Dinh Duong Yen Viet Vi Thit Bam)

ブランド名:イェン・ヴィエット(Yen Viet) 8700VND

「イェン・ヴィエット」はツバメの巣の養殖産業に成功した企業で、おかゆにも天然のツバメの巣を取り入れています。そのため栄養価が高く、食材の味もそのまま楽しめます。フレーバーは冬虫夏草、リブ肉などがあります。

見た目はカレーっぽい茶色ですが、香りは出汁がふんわり漂う程度で、そこまで強くありませんでした。食べてみると粒感が強く、ご飯をそのまま食べている感覚により近いです。味は3つの中で一番濃く、肉の存在感もあるため、がっつり食べたい人におすすめです。

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