おそうじを中心とした生活知識が豊富な田丸氏が、ベトナムで過ごす際の豆知識をご紹介。今回は、掃除に費やす時間について考察していきます。

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日本人は掃除が嫌い!?

日本の学校では、授業終了後に学生が皆で掃除をするのは一般的ですが、世界では珍しい光景です。日本人にとって掃除は身近ですが、それに費やす時間は世界でも少ないことを皆さんはご存知でしたか?
参考:ケルヒャージャパン
www.kaercher.com/jp/newsroom/kaercher-stories/int-cleaning-2019.html

世界平均は3時間20分

清掃器具で有名なドイツのブランド「Kärcher(ケルヒャー)」の調査によると、世界中の人々が家の掃除に費やす時間は、1週間に約3時間20分でした。これは、1日あたり約28分間掃除をしている計算です。

世界トップは4時間56分

世界で最も家の掃除に時間をかける国、それはロシアです。ロシアの人々が家の掃除に費やす時間は、1週間に4時間56分。1日あたり約42分間掃除をしている計算です。

日本の平均はわずか1時間33分

日本の人々が家の掃除に費やす時間は、1週間に1時間33分。1日あたり約13分間掃除をしている計算です。これは、世界平均と比較して少ないことがわかります。欧米諸国の人々は、掃除をすることでストレス解消につながっている一方で、日本人は掃除がストレスだと感じる人が多いそうです。

ベトナムの掃除事情

東南アジアはメイドに頼る文化が根強く残っており、ベトナムもその一つです。自分で掃除をする時間が少なく、掃除の職に就く人々の時給は約180円と、賃金が低いのが現状です。掃除サービスが付帯したアパートメントも多く、日本人からは人気です。アジア人の掃除に対するそもそもの考え方が、欧米とは大きく異なるのかもしれません。

Info

Cong Ty Tnhh KIREI PRODUCE VIETON代表 田丸仁

日本のオリコン顧客満足度ランキング調査において、ハウスクリーニング部門で総合1位を5年連続で獲得し続けた「おそうじ革命」を展開するKIREI produce(キレイプロデュース)へ2018年に入社。社長秘書、加盟開発営業部長、おそうじ革命事業部長を経て、2023年に海外事業部長に就任。ベトナム・ハノイに海外1号店を2024年4月に立ち上げた。今後は「世界中をKIREIに!」をモットーに、世界22カ国へ展開予定。

https://linktr.ee/hitoshi.t

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