神秘的な朝日を拝めるアンコールワット

ベトナムの首都ハノイから飛行機に乗り、約1時間40分ほどで到着するカンボジア。映え写真を求めて、今回は敢えて隣国まで足を運んでみました。ベトナム旅行の番外編として、同国の魅力的なスポットを前・後編で紹介します。

雨上がりの聖池に美しく映るアンコールワット

 カンボジアで最も人気の高い観光地といえば、アンコールワットがその象徴的な存在として知られています。アンコール遺跡群の入場チケットは、前編でも紹介したベンメリア遺跡の入場チケットと合わせて購入可能です。
 アンコールワットで朝日を拝むには、早朝5時頃にホテルを出発する必要があります。到着後、西参道をまっすぐ進んでいくと聖池が見えてきます。向かって左手に見える湖は「逆さアンコールワット」と呼ばれ、湖面に映る絶景の反射を写真に収める絶好のスポットとして、観光客が多く集まります。朝日が顔を出すと空は徐々に黄色く染まっていき、池にもアンコールワットの輪郭が映ります。神秘的な絶景を楽しんだ後は、そのまま遺跡の奥へと進むことができ、壁面に施された複雑な彫刻を目にすることができます。
 また、アンコール遺跡群の近くには、映画『トゥームレイダー』のロケ地として有名なタ・プローム(Ta Prohm)遺跡もあります。ここでは、ガジュマルやスポンの木が遺跡を侵食している様子が見られます。人工物と自然が一体となった同地は、アンコールワットとはまた異なる魅力があり、合わせて訪れることをおすすめします。

タ・プ ロ ー ム で は、映 画『ト ゥ ー ム レ イ ダ ー』主 演女 優 の ア ン ジ ェ リ ー ナ・ジョリーのごとく、木の根が覆う入り口を潜っていく
シェムリアップ観光の締めはパブストリートへ。夜になるとネオンが輝き、朝・昼に訪れた遺跡とは違う賑やかな雰囲気を楽しめる

住: Phumi Boeng Mealea, Cambodia
営: 7:00~17:30
料: 1日券37USD、3日券62USD、7日券72USD

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