ニンビンを一望できる仏教寺「バイディン寺」を参拝しよう！

バイディン寺とは？

本日は、東南アジア最大級の敷地面積を誇るお寺、「バイディン寺（Chùa Bái Đính：沛嵿寺）」に来ております。バイディン寺は世界遺産チャンアンで有名なニンビンにある有名な観光地のひとつで、ニンビン省ザーヴィエン県に位置し、有名なチャンアンとタムコックの世界遺産から比較的近い場所にあります。起源は1136年の旧寺院に始まり、2003年に大きな寺院の整備が開始されます。そして、2010年に一般公開となったようです。
最初、「アジア最大」と聞いて、アジア最大級の建造物があるのかと想像しましたが、敷地面積のことでした。その総敷地面積は約539ヘクタールです(東京ドーム約100個分)。ニンビンのツアーに組み込まれていることも多い知名度のある観光地です。

チケット料金

バイディン寺の見どころ

実際にバイディン寺に行ってみて思いましたが、バイディン寺はとにかくスケールの大きな仏教寺院です。寺の敷地内は平坦ではなく、階段を上りながら一番奥の三世仏殿を目指すかたちの造りになっており、途中に見どころが多いです。

羅漢の回廊

観世音殿・釈迦仏殿

回廊を進んでいくと最初に見えてくる仏殿が、「観世音殿」です。（※そこからさらに進むと「釈迦仏殿」もありますが、作りが「観世音殿」とほぼ似ています。）観世音殿・釈迦仏殿の基本的な造りとしては、正面に黄金に輝く「釈迦如来金銅像」、左右に「金剛像」や「四天王」など、釈尊の守護神が並んでいるような仏殿となります。

仏舎利塔に登ろう

内部には、黄金に輝くお釈迦様と塔の最上階には玉のお釈迦様が安置されています。天井のレリーフは見ものです。

塔の最上階からの眺めは一見の価値があります。正面に見えるのが「三世仏殿（本堂）」です。

三世仏殿（本堂）

個人的には三つ目の「三世仏殿（本堂）」が一番圧巻でした。中に入るとそこには巨大な鳳凰像に守られた、高さ9.5メートルの3体の青銅製の三世仏が安置されています。また、壁一面には無数の仏像が安置されており、その光景には圧倒されてしまいました。

弥勒菩薩の化身(布袋様)

七福神で有名な「布袋様」像があります。何と重さは100トンもあるとか。バイディン寺を見守るようなかたちで「三世仏殿（本堂）」の右側から階段で少し進んだ先に安置されています。

総括

ニンビンのバイディン寺いかがでしたでしょうか。「東南アジア最大」というキャッチに興味が湧き実際に行ってみましたが、そのスケールの大きさに脱帽でした。所要時間は合計で３～４時間はかかります。また、回廊の階段やアップダウンが多く、かなり体力を使うので半日時間をとってゆっくり廻ることをおすすめいたします。
ニンビンの他観光地にある「ムアケイブ」（小高い山にある観光地）と一緒の日に行かれるのはおすすめいたしません。次の日に筋肉痛は必至です(笑）。

■名称：バイディン寺（Chùa Bái Đính）
■住所：Xã Gia Sinh, Gia Viễn, Ninh Bình, ベトナム
■電話：+84 913899135
■メール：baidinh@chuabaidinh.com.vn
■時間：6時00分～22時00分
■サイト：https://www.chuabaidinhninhbinh.vn/

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