ホーチミンのレタントンにあるクラブ「俱楽部 舜」。
質の高いサービスが受けられるこのお店を取り仕切るのは、人生経験豊富な上原 千香子ママ。
離婚や借金など数多くの苦労を乗り越え、今では沖縄県那覇市の「二千年グループ」会長を務めています。
母親と同じ水商売の世界で働くことは最初はお金のために仕方なくであり、あまり魅力を感じていなかったといいます。
しかし、何年も前に来たお客さんが母のことを覚えており、また、母もお客さんの名前を当たり前のように覚えていました。
「人の人生の中に自分を残してきた生き方」に感銘を受けた千香子ママは、本格的にビジネスとしてやることを決意。
その後、着実に努力を重ね、那覇市の松山にある「倶楽部 舜」の本店をはじめ、保育園や児童クラブ、不動産事業など様々な事業を経営していく敏腕実業家となりました。
そんな千香子ママが培ってきた日本の「おもてなしの心」を、ベトナムでも体感することができます。