日本人の消防コンサルタントが在籍
工場の移転や改修、オフィスや店舗の内装などを手掛ける「イマムラインターナショナルベトナム/ Imamura International Vietnam」。主力サービスの1つに、ベトナムの消防法に基づいた消防設備の工事・整備があり、多くの日系企業から相談を受けています。ここでは実際にあった相談内容と、同社が誇る改善・対応例を詳しく紹介します。
見積書の作成、消防レポートの提案は無料です。当社に何でもご相談ください!
消防、建築、内装コンサルタント
代表取締役社長 岡田大輔さん
A 社 | ハノイ日系工業団地内のA社からの相談
消防当局から指摘が入りましたが、何をどうすればよいかよくわかりません。また、予算も限られています。現状把握から今後の対策まで、予算に合わせてご提案いただくことは可能ですか?
もちろん、可能です。まずは、これ Aまでの背景や申請状況を整理します。次に問題点を洗い出し、現行法にあった内容を予算に合わせてご提案します。必要であれば、消防当局に事前に相談して交渉を行います。
A社さまの場合、消防当局への申請書類や許可に関する過去の資料がほとんど残っておらず、工場の図面から作成することになりました。オーバースペックにならないよう消防法と照らし合わせながら、スプリンクラーや耐火壁や貯水タンク、排気ファンなどを盛り込んで申請し、許可を取得。問題がないことを確認できたので工事を開始しました。予算はお支払いいただくタイミングを調整することで解決できました。期間は当局の許可が下りるまでに3カ月かかり、工事は4カ月でした。
B 社 | ハナム日系工業団地B社からの相談
消防当局からの指摘に合わせて、工場内の生産レイアウトを変更しようと思っています。まとめて依頼しても大丈夫ですか?
2つ合わせての改修工事も受け付けています。まずは消防対策から検討して、その後に改修計画を立てます。将来的な生産計画を考慮しながら、工場内のレイアウトを書き直した上で、申請・許可を取っていきます。
B社さまの場合 も、A社 さまと同様に現状 の 把 握 から、これまでの申請資料や経緯を確認していきます。次に、今後はどのような生産レイアウトにしたいかのヒアリングを行い、図面に落とし込んでいきます。そこにスプリンクラーやファイヤーアラームシステムの導入など消防対策に向けた改修工事の見積書を作成して申請を開始し、許可が下りたら早速工事開始です。建具や電気照明、空調、間仕切りの工事も対応しました。期間はA社さまと同様です。
C 社 | ハノイにある日系C社からの相談
消防法に関する書類はすべてそろっていますが、実際に火事になった時の必要な対策がとれていません。リスク回避のため、実際に火事が起こった際の避難経路や避難訓練に向けたアドバイスをいただきたいです。
実は、工場で対策を練るべき詳細を、ベトナム人スタッフですら理解できていないことが多いです。当社では避難経路図の作成と合わせて、消火道具の使い方や防災訓練などのコンサルティングも行うことができます。
避難経路図の作成は、消防当局と相談しながら進めます。もし、工場内の非常灯や出口の確保ができていないことが発覚した場合は追加の工事が必要となり、その場合は設計から申請許可までに1カ月、工事完了までに1カ月がかかる見込みです。
Info
イマムラインターナショナルベトナム
Imamura International Vietnam
住:2-3F Golden House, Ngo 66 De To Hoang,Hai Ba Trung, Hanoi
電: 088-856-8811(日)/ 036-220-7855(越)
営: 8:30 ~ 17:30
Mail:iiv@imamura-co.comhttps://iiv.asia