ベトナム人キッズたちが日本文化に挑戦!「日本語交流会@ありがとうカフェ」 ありがとうカフェ」開催

1階に加えて2階に2部屋、3階にも1部屋あり、パーティや会議、セミナー、トランプ、将棋などで利用される日本人運営の「ありがとうカフェ」で2024年9月22日、ベトナム人の子どもを対象にした日本語交流会が開催されました。当日は20組以上の親子が参加。和やかな雰囲気の中で行われた交流会の様子をレポートします。

完成した折り紙を見え合う子どもたち。もう1回作りたいと夢中になる子も

 同カフェでは2回目の開催となった日本語交流会は、 日本語教師のハー(Ha)先生の挨拶から始まりました。子どもたち
も一人ずつ前に出て、緊張しながらも日本語で自己紹介。一生懸命に日本語を話す子どもたちの姿を、保護者らが温かく見守っていました。
 それぞれの挨拶が終わると、次はハー先生が用意したゲームを楽しみました。手作りの日本語カードを用いて、ひらがなや
漢字を当てるクイズだったこともあり、大人も一緒に日本語を学ぶことができました。
 クイズの後は、カラフルな折り紙が配られました。中には折り紙が初体験という子どももいたため、カフェスタッフが丁寧
にサポート。まずは犬の顔作りに挑戦し、どこをどう折る、ここはこう折ると自然に会話が弾み、子ども同士で教え合いながら完成を目指しました。
 同カフェからは、選ばれた4人の子どもに着物用の生地が贈られました。着物の生地は後日、近所の仕立屋へと赴き、その子の体型に合わせたアオザイへとアレンジしてもらうことができます。
 最後はみんなで輪になり、手を繋いで友好を深めました。そこからおやつタイムとなり、保護者が持ち寄った手作りのおこわやクッキー、カフェが用意したおにぎりが振る舞われ、参加者全員が笑顔になれた瞬間でした。保護者からは「子どもが日本語に興味を持った」「将来のために役立つ」との声が多かったため、早速次回開催に向けての準備が進んでいます。

6歳以上の子どもと大人向けの日本語教室「ハーユキ(Ha Yuki)日本語センター」のハー先生(電/Zalo: 090-212-8855、Tiktok: tiengnhat_hayuki)が、ゲーム用のカードを自作。ハー先生はコロナ期間中、4カ月間無料で日本語を教えた過去を持つほど教育熱心

交流会終了後は全員で記念撮影。次回も参加したいとの声が多数で、心の底から楽しめた様子
今後開催される交流会でも、引き続き着物生地のプレゼントと、アオザイへの仕立てまでを行う予定

第3回 日本語交流会@ありがとうカフェ
開: 2024年12月15日(日)予定
料: 無料
※日本人親子の参加も歓迎
住: 8, Ngach 64, Ngo 49, Nguyen Luong Bang, Dong Da, Hanoi
電: 089-669-4682
営:【カフェ】8:00~22:00
休: 祝日(不定休)
FB: Arigatou Cafe

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