耳鼻咽喉科領域でこんな症状が見られたらDYM青木健剛 医師が治療サポート!

子どもから大人まで、さまざまな悩みを解決日本の治療ガイドラインに沿った説明とサポートを徹底

 海外に住む日本人のほとんどは、医療レベルや制度の違い、そして言葉の壁もあり、病気になったらどうしようという不安を抱えています。例えば、お子さん連れで海外に滞在している場合、子どもは中耳炎やいびきの症状になることが多いため、保護者の大きな悩みの1つとなっています。大人でも、国内外問わず、難聴や嗄声、副鼻腔炎や首のしこりなどの症状が気になっているとの話はよく耳にします。私はそんなハノイ在住の日本人の皆さまの心配事を少しでも和らげられるような医療サービスを提供し、健康第一の生活を送るためのサポートさせていただきます。
 当院の強みの一つに、内科、婦人科、耳鼻科、小児科、眼科、歯科の各ベトナム人専門医が常駐していることが挙げられます。私自身はハノイでの診療経験がまだ浅いですが、クリニック全体で最適な医療を提供できるよう努めていきます。

Aoki Kengo
滋賀県出身。東北大学医学部医学科卒業。耳鼻咽喉科・頭頸部外科の専門医で、内科などの総合診療も可能。旅行好きで、学生時代は30カ国以上を訪問。近年は読書や料理、ゴルフを楽しんでいるほか、一児の父として育児でも奮闘中です。

①子どもの耳のトラブル

 小児に最も多いのは、痛みを伴う中耳炎(急性中耳炎)と、音が聞こえにくくなる中耳炎(滲出性中耳炎)です。急性中耳炎は、症状を訴えてくれるためすぐに発覚することが多い一方で、滲出性中耳炎の場合は、痛みがないため子どもが異常を訴えないことがあり、見過ごされやすい病気です。
 原因は、繰り返す急性中耳炎、アレルギー、風邪、鼻すすりなどで、放置すると言葉の発達が遅れたり、耳や骨の発達に影響が出たり、よりひどい中耳炎へと発展してしまう場合があります。子どもが声かけに振り向かない、テレビの音が大きい、風邪のあとによく耳をさわっているといった行動が見られたら注意が必要です。

②いびき

 自分では、寝ているときの状態はわからないことが多いでしょう。実は、子どもや中年以上の男性はいびきをかいている人が多くいます。いびきが大きいと、睡眠時無呼吸や酸素不足を伴っている可能性があります。
 いびきをかいている人は、日中の眠気、頭痛、頭重感、だるさなどが生じます。子どもの場合は、授業中の勉強に支障がでたり、将来の顎が小さい顔(アデノイド顔貌)になったりすることがあります。年 齢や症 状に合わせて、手術的治療を組み合わせる必要があります。

首のしこり

 しこり、腫れものは、体のどこにできても不安になるものですが、首にできることもあります。風邪などによる痛みを伴うしこりと、痛みがないしこりがあり、本当に怖いのは痛みがない方のしこりです。
 頭頸部癌や甲状腺癌の首のリンパ節への転移、悪性リンパ腫などに注意が必要です。首が腫れる病気には非常に多くの種類があります。自身で首を触ってみて、しこりがあると感じたら、すぐにご相談ください。

Info

DYMメディカルセンターハノイ
DYM Medical Center Hanoi

住: B1, Epic Tower, Ngo 19 Duy Tan, Nam Tu Liem, Hanoi
電: 024-7771-0170
営: 月~土曜8:00~13:00/14:00~18:00
休: 日曜・祝日
URL: https://dymmedicalcenter.com.vn

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